バッチファイルとは
バッチファイルとは、Windows環境で実行することができるコマンド列を記述したものです。
バッチ処理とは複数のコマンドを順次実行することを指します。
ただ、バッチファイルの操作はコマンドコロンプトで行うため、マウスを使用した操作の自動化は不可能です。
よく使うバッチファイルのコマンド
copy
「copy」コマンドは、ファイルをコピーします。
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copy 「ファイル名(コピー元)」 「ファイル名(コピー先)」 |
fc
「fc」コマンドは、2つのファイルを比較します。
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fc 「ファイル名(1)」 「ファイル名(2)」 |
echo
「echo」コマンドは、文字列を出力します。
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echo ○○○○ |
○○○○に書いた文字が出力されます。
dir
「dir」コマンドは、ディレクトリとファイルの一覧を表示します。
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dir |
これだけでOKです。
rem
「rem」コマンドは、コメントアウトしたい場合に使用します。
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rem echo ○○○○ |
この場合、○○○○がコメントアウトされます。
del
「del」コマンドは、ファイルを削除します。
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del 「ファイル名」 |
find
「find」コマンドは、ファイル内に指定したファイルに文字列が含まれているかどうか調べるコマンドです。
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find 「オプション」"○○○○" 「ファイル」 |
type
「type」コマンドは、ファイルの内容を確認します。
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type 「ファイル名」 |
chdir
「chdir」コマンドは、フォルダ間を移動するときに使用します。
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chdir 「移動したいファイル名」 |
cdとまったく同じ動作ですので、好みにより使い分けてください。