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ポート番号とは
ポート番号とはコンピューターがTCP/IP通信に使用するプログラムを識別するための番号です。プロセス同士を正しく受け渡しする必要があるため、通信しているプロセスにポート番号が割り振られます。
ドアに例えると
ポートは良く「扉(ドア)」に例えられます。
では、当サイトでもポート番号を自宅から友人宅へ行く手順へ例えてみましょう。
IPアドレスが住所「家」であれば、ポートに出る・外から入る「扉(ドア)」となります。
「自宅=自分のPCやスマホ」となり、「友達の住所を調べている=送信先のIPアドレス」となります。
そして、「家のドアを開けて出発=PCやスマホのポート番号から出発」となります。
「友達の家の前に到着」=「送信先サーバーまで到着」となり、「ドアを開けて入室」=「ポート番号から入室」となります。
IPアドレスはインターネットに接続するコンピューターすべてに1つ1つ割り当てられており、コンピューターを一意に特定することが可能です。
代表的なポート番号
代表的なポート番号を解説します。
上の画像でも紹介しておりますが、どのようなプロトコルがどのようなポート番号で使用されているのか代表的な5つの例を挙げてみました。
80番 | http |
443番 | https |
20番 | FTP |
25番 | SMTP |
110番 | POP |
特定のIPアドレス上で公開されているサーバー上で、クライアントとの通信を待機し、要求に応じてWEBページの情報を送信します。
ポート番号のルール
ポート番号は0番~65535番まで存在しますが、ポート番号にも棲み分けルールが存在します。
ウェルノウンポート(Well Known)番号:0番~1023番
ウェルノウンポートとは、有名なサービスやプロトコルが利用するために予約されている0番~1023番のことです。
レジスタードポート番号(Registered):1024番~49151番
レジスタードポートとは、主にソフトウェアベンダーが独自のアプリケーション用に申請し、IANAが管理す1024番~49151番のことです。
ダイナミック/プライベートポート番号(Dynamic/Private):49152番~65535番
ダイナミック/プライベートポートとは、エフェメラルポートとも呼ばれる、用途の決まっていない49152番~65535番のことです。
サーバー側と通信する上で、クライアント側が一時的に設定する番号となります。